鶴竜 立ち合い意識 198キロ千代大龍を気迫で圧倒
「大相撲夏場所・7日目」(18日、両国国技館)
鶴竜が立ち合いからの速攻で、198キロの千代大龍を寄り切った。6日目の大栄翔戦は立ち合いで押し込まれるなどヒヤリとした勝ち方。一転、この日は「立ち合いだけ注意して。自分の相撲に集中してやることが大事」と気迫で圧倒した。
気分転換もうまくいっている。国技館から自宅へ帰る車で映像を見て反省点をチェック。それ以上は引きずらない。
「朝まで相撲のことは考えない。帰ったらご飯を食べて切り替える」と2人の子どもが待つ自宅へ帰ると、相撲のことは忘れてリラックスする。
貴景勝が8日目から再出場する。それを聞いた横綱は「(けがが)重くなかったということじゃないですか。横綱だったら、途中で出るのはどうなんだろうとなる。立場の違いがある」と横綱としての責任感を強調していた。