日本相撲協会が白鵬への処分協議 三本締め問題

厳しい表情で理事会に入る白鵬(撮影・金田祐二)
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 日本相撲協会は24日、都内で臨時理事会を開き、大相撲春場所千秋楽(3月24日)の優勝インタビューの最後に観客とともに三本締めをした横綱白鵬(34)=宮城野=に対する処分を協議した。白鵬、師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)が呼ばれ、直接、処分を通告されたとみられる。

 本場所は千秋楽の表彰式後、神送りの儀式で終わる。横綱とはいえ、その前に手締めをしたことで横綱審議委員会(横審)などから批判。「一力士がやることか」と、横綱の品格が問われた。

 同協会のコンプライアンス委員会は規定の違反行為にある「土俵上の礼儀、作法を欠くなど、相撲道の伝統と秩序を損なう行為」に該当するか否かで審議を重ねた。白鵬と宮城野親方から聴取し、16日に処分意見を八角理事長(元横綱北勝海)に答申していた。

 処分は軽い順にけん責、報酬減額など7項目ある。

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