伊調馨1日遅れの初練習 22日に会場入り予定も天候不良で足止め「仕方ない」
レスリング女子で五輪5連覇を目指し、アジア選手権で2016年リオデジャネイロ五輪以来の国際大会に臨む57キロ級の伊調馨(34)=ALSOK=が23日、中国の西安に入り、試合会場内で初練習した。22日に到着予定が天候不良で上海に足止めとなり、1日遅れる不測の事態に「あり得なくないと思っていたので悪い方に捉えないようにした。仕方がない」と冷静だった。
伊調は上海で急きょ手配されたホテルに滞在し「(西安が)どんな環境なのかを想像していた」と言う。26日の本番を見据え、練習場で基本運動や技の確認などを徹底し「まずはコンディションづくりに全力で取り組みたい。しっかりマットに慣れて、体をつくっていく」と気持ちを入れ直した。
大会初日のこの日は、男子フリースタイルの5階級が行われた。