五輪入場券、大型連休明け受付開始 何を見に行く?開会式1万2千円~30万円
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は16日、五輪の詳細な競技日程を発表した。
東京五輪の入場券は、インターネット上の公式チケット販売サイトで、大型連休明けの5月に抽選の申し込み受け付けが始まる。関係者によると、大会組織委員会は5月9日に開始する方向で最終調整に入っており、システムのチェックを進めている。状況次第では9日よりも後になる可能性も残る。
チケット価格は開会式が1万2千~30万円。競技はサッカーなどで最も安い2500円から、陸上競技で最も高い13万円まで幅広く用意した。決勝の価格は野球が1万~6万7500円で、競泳は1万1800~10万8千円、体操は1万1800~7万2千円、バスケットボール男子は1万8800~10万8千円となった。全体の入場券の半分以上が8千円以下となる。
購入希望者は、インターネット上でID登録を行い、公式サイトで観戦したい競技の座席の種類や枚数を選んで申し込む。抽選結果は入場券不正転売禁止法が施行される6月14日以降に発表され、当選した人が実際の購入手続きへと進む。
20年春以降には東京都内の販売所の窓口でも購入でき、組織委による公式の再販売も行う。