紀平、世界新締めだ 154・47点以上でザギトワ超え

 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(12日、マリンメッセ福岡)

 SPで女子の世界最高得点を更新した紀平梨花(16)=関大KFSC=が13日のフリーへ向けて調整した。

 SPで自身の今季世界最高を更新する83・97点を出した紀平が、次に狙うのはフリー、合計での世界最高だ。ルール改正された今季は平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)がSP以外の最高記録(フリー158・50点、合計238・43点)を持つ。紀平は13日のフリーで154・47点以上を出せば合計の世界最高を更新。フリー単独は、自己ベスト(154・72点)を3・79点更新すればザギトワを上回る。

 この日の公式練習では、フリーで2本入れる予定のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を計8本着氷。曲をかけた練習では転倒もあったが、浜田美栄コーチと動画を見ながら調整し、練習後半は連続して成功した。

 浜田コーチは「応援で疲れたみたいなことを言っていた。肩がこってるみたい」と苦笑い。試合前の調整もうまくなり「やっぱり賢いな。学んだんだなと思った」と同コーチを感心させた。大躍進したシニア1年目の最終戦。紀平がパーフェクト締めを目指す。

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