田中刑事、来季はフリー4回転3本へ 4回転トーループ成功で自己ベスト

男子フリーを滑る田中刑事=マリンメッセ福岡(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(12日、マリンメッセ福岡)

 男子フリーが行われ、SP3位の平昌五輪銀メダリスト、宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は、フリー189・46点、合計282・24点で3位だった。田中刑事(24)=倉敷芸術科学大大学院=は169・79点の自己ベストで6位。順位点では、2日目を終えて米国が91点で首位。日本は79点で2位に付けている。

 SPに続き今季自己ベストを更新した田中は、「声援を力に変えて滑った」と振り返った。冒頭の4回転サルコーは3回転になったが、続く連続ジャンプを単発の4回転トーループに変えて成功。予定を変えたため「迷いながら(ジャンプに)入った」と言うが、1・36点の加点を得る出来栄えだった。そのほかのすべてのジャンプにも加点が付き、演技終盤から観客の拍手を浴びると、最後はスタンディングオベーションがわき起こった。

 今大会ではSPでサルコーとフリーでトーループに成功。来季はフリーでサルコー2本、トーループ1本の計3本の4回転を入れるメドが立った。「シーズン最後にいろいろ経験ができた」と言い、「自信を持って次のプログラムに入れたい」と来季を見据えていた。

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