田中刑事「今季締めくくる」11日からフィギュア国別対抗戦
「フィギュアスケート・世界国別対抗戦」(11日開幕、マリンメッセ福岡)
今季成績上位6カ国・地域で争われ、連覇がかかる日本は、男子は宇野昌磨(トヨタ自動車)、田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)、女子は紀平梨花(関大KFSC))坂本花織(シスメックス)が出場する。男子で五輪連覇の羽生結弦(ANA)は右足首の治療のため欠場する。
10日午前の公式練習で、田中は4回転サルコー、トリプルアクセル(3回転半)などジャンプの確認を入念に行った。3月の世界選手権は14位。来季はショートプログラム(SP)、フリーとも変更する予定のため、今大会は「今季の締めくくりとしていい演技で終わらせたい。新しいプログラムの前に、今のプログラムを限界までちゃんと滑りたい」と抱負を語っていた。