東京五輪での活躍が期待される柔道女子52キロ級の阿部詩(18)が3日、東京都世田谷区で行われた日体大の入学式に出席し、新入生を代表して「誰からも愛される社会人になるため、幅広い教養を身につけ、日々精進する」と宣誓した。
兵庫・夙川学院高出身の阿部は昨年の世界選手権で初優勝。男子66キロ級世界王者で4年生として在学中の兄の一二三を追って日体大に進んだ。既に世界選手権東京大会(8月25日開幕・日本武道館)の代表に決まっており、今年は2連覇を最大の目標に掲げている。
式ではスピードスケート女子1500mの世界記録を持つ日体大助手の高木美帆が歓迎の辞を述べた。