大関栃ノ心が関脇へ転落 在位5場所、故障に苦しむ

 大相撲の東大関栃ノ心(31)=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋=が春場所千秋楽の24日、関脇貴景勝に敗れて8敗目を喫して2場所連続負け越しとなり、来場所の関脇転落が決定した。

 在位5場所での大関陥落は1974年夏場所の大受に並ぶ最短記録(年6場所制となった58年以降。大関復帰力士を除く)。来場所で10勝すれば大関に復帰できる。大関の転落は、2017年九州場所で関脇に落ちた照ノ富士以来。

 栃ノ心は昨年夏場所後にジョージア出身初の大関となったが、新大関として臨んだ翌名古屋場所は右足親指の負傷で途中休場するなど昇進後は故障に苦しんだ。

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