宇野昌磨「悔しさから来る苛立ちがある」世界選手権4位に終わり

 フィギュアスケート世界選手権に出場した日本選手が24日、さいたまスーパーアリーナで取材に応じた。初優勝を目指し、4位に終わった男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)は、ミスを連発した前日のフリーから一夜明け「悔しさから来る苛立ちがある。普通の状況でいつも通りの力を出すことができなかった」と率直に語った。

 高得点が狙える4回転フリップなど高度なジャンプには定評がある。しかし、「1年前よりジャンプはいいものができていたけど、試合でできなければ意味がない。僕は練習が10なら試合では7、6しか出せないとわかった」と自己分析。「今、もう1回(演技を)やっていいと言われても、できる気がしない。もっと練習の基準を上げるしかない」と来季は一から出直す覚悟で、「(課題の4回転)サルコーとフリップを安定させれば、6、7割でもいい演技につながるんじゃないか」と、さらに練習で自らを追い込んでいく。

 一方で、今季は右足首を3度も痛め、苦しいシーズンを送った。21歳の若武者は「自分は若い方だが、昔ほど何も考えずに練習し続けられる体ではないと、ねんざした時に思った」と話していた。

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