トゥルシンバエワ、4回転サルコーを予定 公式練習は転倒も逆転かけ挑戦へ
「フィギュアスケート・世界選手権」(22日、さいたまスーパーアリーナ)
22日の女子フリーを控え、試合会場で公式練習が行われた。ショートプログラム(SP)首位で平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)、同3位のエリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)らが最終調整を行った。
トゥルシンバエワは、演技構成の冒頭に4回転サルコーを予定。曲をかけた練習では転倒したが、前日の公式練習では両足気味になりながらも着氷していた。ザギトワとは6・12点差で、大技が成功すれば逆転の可能性もある。19歳のトゥルシンバエワは、今季からザギトワと同じエテリ・トゥトベリゼ・コーチに師事。2月の四大陸選手権で紀平梨花(関大KFSC)に続く2位に入るなど躍進している。
女子フリーは午後5時半開始予定。SP2位の坂本花織(シスメックス)が最終4組。同7位の紀平と同8位の宮原知子(関大)は3組で出場する。