坂本花織、SP2位から逆転目指し最後まで練習 課題をチェック、漂う緊張感
「フィギュアスケート・世界選手権」(21日、さいたまスーパーアリーナ)
22日の女子フリーを控え、練習リンクで公式練習が行われた。ショートプログラム(SP)2位の坂本花織(シスメックス)は、最終組6人の最後の一人まで残って練習した。フリーの「ピアノ・レッスン」の曲をかけた練習では、ジャンプミスやステップのつまずきがあり、厳しい表情で中野園子コーチと話し込む場面も見られた。
SP後には「自分の持ち味である幅と高さのあるジャンプをしっかり練習してきた。やってきたことをしっかり出せるように落ち着いていきたい」と話していた。全日本女王にとって初の世界選手権だけに、気持ちのコントロールも鍵になりそうだ。