男子SP、田中刑事は78・76点 冒頭ジャンプにミス「修正できなかった」
「フィギュアスケート・世界選手権」(21日、さいたまスーパーアリーナ)
男子SPが行われ、田中刑事(24)=倉敷芸術科学大大学院=は冒頭のサルコージャンプでミスがあり、78・76点だった。
4回転サルコーに挑んだ最初のジャンプが2回転となり、0点の判定。続く3回転ルッツ-3回転トーループ、後半の3回転アクセルも美しくおりたが、得点は伸びなかった。
左手を伸ばしたフィニッシュのポーズを決めると、両目をつぶり、無念の表情。演技後は「最近ありがちな(回転の)外れ方だったが、修正できなかった」と振り返り、「他を決めても、一つ目を決められなかったので、スッキリしたプログラムにはなっていない」と唇をかんだ。