坂本花織が自己ベスト76・86点でSP2位「やっと自分を超えられたかな」

 「フィギュアスケート・世界選手権」(20日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子SPが行われ、昨年末の日本選手権で優勝した坂本花織(18)=シスメックス=は、最終組の第1滑走で登場し、自己ベストを更新する76・86点をマークし、アリーナ・ザギトワ(ロシア)に次ぐ2位につけた。昨年12月のグランプリファイナルで4位、2月の四大陸選手権も4位と大きな国際大会で苦しんでいたが、「やっと自分を超えられたかな」と語った。

 冒頭の3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプを余裕をもって成功させ、続く2回転アクセルもダイナミックに跳んだ。スピン、ステップシークエンスを挟み、3回転ループも美しく着氷。場内から大きな歓声を浴びた。

 レイバックスピンで締めくくると、両手を突き上げガッツポーズ。ジャンプはノーミス、スピン3本とステップは最高評価のレベル4で、全日本女王の風格が漂う演技となった。

 ロシア勢の出場していない四大陸選手権は4位。「四大陸が悔しくて、五輪前より練習した。練習のおかげ」と振り返った。これまでの坂本の自己ベストは73・36点で、「やっと自分を超えられたかな」と語った。

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