メドベージェワ、気迫の最終調整 新世代台頭の中「私は戦う」

 「フィギュアスケート・世界選手権」(20日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)を前に、当日の公式練習が行われた。最終組では紀平梨花(16)=関大KFSC=、坂本花織(18)=シスメックス=、宮原知子(20)=関大=の日本3人娘と、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(16)=ロシア=、同銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(19)=ロシア=が揃った。

 ロシアの2トップはともに上々の仕上がりを見せた。唯一本番用の衣装ではなく、今大会お馴染みの腹筋を覗かせる練習着で登場したメドベージェワは気迫に満ちた表情でSPを完遂。その後も力強い連続3回転を決めた。

 ザギトワは冒頭の3回転ルッツ-3回転ループで2つ目のジャンプの着氷が乱れたが、その後はしっかりと修正してみせた。

 五輪メダリストといえども、昨年末のロシア選手権ではザギトワが5位で、メドベージェワは7位。4回転ジャンプを跳ぶジュニア勢台頭の脅威にさらされており、来季に繋げる意味でも結果が欲しい今大会。メドベージェワはロシアメディアに「ここに来れてうれしい。私は戦う」と、話している。気合をみなぎらせる平昌五輪金、銀コンビが、やはり日本勢の脅威となりそうだ。

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