柔道日本代表が愛称発表「ゴジラジャパン」東宝と異例コラボ

 全日本柔道連盟(全柔連)は19日、映画配給会社の東宝とコラボレーションし、柔道日本代表の愛称を「ゴジラジャパン」とすることを発表した。異例のコラボに至った経緯としては、柔道日本代表の科学研究部が、試合映像分析に使っていたシステムを関係者間で「ゴジラ」と呼んでいたことがきっかけで、それを知った東宝サイドからの打診で実現したという。

 都内で会見した男子の井上康生監督(40)は「我々も格闘技で強さを求める中で、ありがたい助っ人を頂けたなと。我々も力をもらいながら、今年、来年と戦っていきたい」とコメント。女子の増地克之監督(48)は「強力なサポートを柔道界に与えてもらい、ありがたい。ゴジラは圧倒的な力強さの象徴。日本女子もゴジラに負けない力強さを見せたい」と語った。

 「ゴジラ」といえば、東宝から公開された人気の映画シリーズ。1954年公開の第1作は、水爆実験で安住の地を追われ東京に上陸した怪獣ゴジラが町を破壊し、人類と戦うというもので、2016年にはリメーク作品の「シン・ゴジラ」が大ヒットした。

 全柔連は「柔道の持つ『日本発祥』『伝統』『力強さ』などのイメージがゴジラと共通する」とし、「これを機にゴジラファンの皆さまにも日本柔道を応援いただけることを期待すると共に、世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)での好成績に向けてまい進する」としている。

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