大関とりの貴景勝 横綱鶴竜下して6場所連続の勝ち越し決める

 鶴竜(右)を引き落としで破った貴景勝(撮影・坂部計介)
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 「大相撲春場所・10日目」(19日、エディオンアリーナ大阪)

 大関とりの懸かる関脇貴景勝(千賀ノ浦)は、横綱鶴竜(井筒)を引き落としで下して6場所連続の勝ち越しを決めた。

 過去の対戦では3戦3敗と一度も勝っていない貴景勝だったが、立ち合いから突き押しで攻め立て、土俵際へと押し込むと、鶴竜がバランスを崩して両手をついた。

 8勝2敗とした貴景勝は11日目、横綱白鵬(宮城野)と、鶴竜は関脇玉鷲(片男波)と対戦する。

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