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貴景勝が出直し星「気持ちが全て」連敗なら大関暗雲も…気迫見せた!

 北勝富士(右)を引き落としで下す貴景勝(撮影・持木克友)
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 「大相撲春場所・4日目」(13日、エディオンアリーナ大阪)

 大関とりに挑む関脇貴景勝が小結北勝富士を引き落としで下し、仕切り直しの3勝目(1敗)を挙げた。前日、初黒星にも磨き上げた精神面は揺るがず。大関ロードを再出発した。横綱白鵬は大栄翔をはたき込みで退け初日から4連勝。大関豪栄道も魁聖を上手投げで下し4連勝に伸ばした。全勝は白鵬、豪栄道のほか、平幕の逸ノ城、琴奨菊、石浦の計5人。

 強いメンタルだ。前日の初黒星から一夜、貴景勝は1度目、抜群の立ち合いに見えたが不成立と判断された。嫌な雰囲気が漂う中、心を揺るがせないのが22歳の真骨頂だった。

 2度目も変わらぬ踏み込み。のど輪に一歩も引かない。後退したが冷静に北勝富士の動きが見えていた。はたきに来た相手に生まれた隙を逃さず、引き落として決めた。

 「いつもの気持ちでいこうと思った。闘争心で勝手に体が動く感じ。しっかり体が動いた。しっかり対応できた」。連敗なら大関とりに暗雲となるところで大きな出直し星を気迫でもぎ取った。

 「前日がどうとか考えずに初日と思ってやった。毎日が初日の気持ちでいっている。切り替えるというより毎日が初日」。大関とりを公言し、重圧を乗り越えて昇進する強さを自らに課してきた。簡単には崩れはしない。

 この日の朝稽古も「勉強ですから」と敗戦こそ糧にする決意を語った。験直しを問われると「それは気の弱いやつがやること。気持ちがすべて」と目をぎらつかせた。

 八角理事長(元横綱北勝海)は「今日の相撲が大事だった。北勝富士の方が我慢しきれなかった。それだけ貴景勝の圧力があったということ」と内容どうこうより、勝ち切ったことを褒めた。

 先場所、大関昇進目安の三役で3場所計33勝に達しながら昇進はお預け。今場所、昇進ノルマとなる10勝以上へ残り7勝となった。再出発した大関ロードはまだ険しい。5日目は先場所優勝の強敵、関脇玉鷲を迎え撃つ。

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