日本勢4階級で優勝 渡名喜オール一本勝ちで健在示す

 「柔道・GSデュッセルドルフ大会」(22日、デュッセルドルフ)

 男女計5階級が行われ、女子48キロ級で元世界女王の渡名喜風南(パーク24)が5試合全て一本勝ちで頂点に立った。女子57キロ級で昨年の世界選手権優勝の芳田司(23)=コマツ、男子66キロ級の丸山城志郎(25)=ミキハウス=ら日本勢が4階級で優勝した。男子60キロ級で昨年世界選手権銅メダルの永山竜樹(東海大)も優勝した。女子52キロ級で前田千島(三井住友海上)は3位。今大会は世界選手権東京大会(8~9月)代表選考会の一つ。

 女子48キロ級は元世界女王の渡名喜がオール一本勝ちで健在ぶりを示した。「自分自身が五輪に出るということに向けての試合だった。ここで勝たなきゃいけないと考えていた」。今年の世界選手権、そして東京五輪への強い覚悟を畳の上でぶつけた。ただ昨年9月の世界選手権決勝で敗れたビロディド(ウクライナ)は不在。「何としても勝ちたい相手。対策を練って、勝てるよう頑張りたい」と女王奪還を見据えた。

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