張本智和Tリーグ3連敗でストップ…吉村和に雪辱「実力で上だと示したかった」

 「卓球・Tリーグ男子」(23日、アリーナ立川立飛)

 2位の東京が首位・岡山に3-2で勝利し、逆転でリーグ1位通過を決めた。第4試合で、世界ランク4位の張本智和(15)が、ともに世界選手権(4月、ブダペスト)代表に選出されている同60位の吉村和弘(22)に3-0で完勝した。両チームは初代王座を懸けて3月17日のファイナル(両国国技館)で激突する。

 張本はTリーグでは自身3連敗を喫していたが、不振を払しょくするプレーを披露。これまで1ゲーム制のビクトリーマッチで2敗していた吉村和を相手に、気迫を前面に出しながら攻撃し続けて雪辱に成功した。

 今回は5ゲームマッチとあって「(前に負けて)少し不安はあったが、実力なら自分の方が上だと示したかった。いつも通り気持ちを強く持っていった」と日本のエースとして強い執念をのぞかせ、久々の快勝劇に「世界選手権に向けてやっと新たにスタートできた」とうなずいた。

 張本が望みをつないだ後、ビクトリーマッチでは水谷隼(29)が15-13と大接戦を制した。張本は「(序盤)2-7から逆転するなんてすごいとしか言いようがない」と脱帽。「絶対に2位じゃなくて1位で(ファイナルの)両国国技館に行きたかったが、水谷さんに助けられた。ファイナルでも全部勝って優勝したい」と、初代王座獲得に向けて気合を入れた。

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