Tリーグ・東京が1位通過決定 水谷隼が窮地救う2勝「負け覚悟した」
「卓球・Tリーグ男子」(23日、アリーナ立川立飛)
首位の岡山と、勝ち点1差で追う2位・東京が対戦し、東京が3-2で勝利してリーグ戦1位通過を決めた。岡山は2位が確定。両チームは初代王座を懸けて3月17日のファイナル(両国国技館)で激突する。
第1試合のダブルスは、張本智和、大島祐哉組が岡山の森薗政崇、三部航平組に0-2で敗れた。第2試合は、水谷隼が世界ランク26位の林昀儒(台湾)に3-2で勝利。
第3試合は、東京の侯英超(中国)が世界ランク18位の林鐘勲(韓国)に0-3で敗れた。第4試合は後がなくなった東京のエース張本智和が、世界選手権代表に選ばれている吉村和弘を3-0で下し、追いついた。
1ゲーム制のビクトリーマッチは水谷が再び登場し、林鐘勲に3度マッチポイントを握られながらも粘って、15-13でもぎ取った。
水谷は「最後本当に苦しい試合で負けを覚悟したが、皆さんのおかげで勝てた。自分でも何で勝てたのかわからないくらい集中できていたので、最後はいい結果を出せた」と胸を張り、「やっぱりレギュラーシーズン1位を目指していたので一安心。次は両国国技館で優勝できるように頑張ります」と誓った。