紀平梨花 トリプルアクセル回避の可能性も 新調の靴で調整「ノーミスの演技を」

 女子の紀平梨花(16)=関大KFSC=が21日、ハーグ郊外のアイスリンクなどで調整した。初出場優勝を目指すフィギュアスケート世界選手権(3月20~23日・さいたまスーパーアリーナ)の前哨戦となる今回のチャレンジ・カップでは、代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を回避する可能性を口にした。

 約2時間半の練習では3回転半を一度も跳ばなかった。左を2足、右を3足持ち込んだスケート靴を頻繁に履き替え、ジャンプを跳んではブレード(刃)に研ぎ石をあてて感覚を合わせる作業を続けた。

 シニアデビューした今季はグランプリ(GP)ファイナルや四大陸選手権で初出場優勝し、国際大会で5戦全勝と負け知らず。今大会は昨季世界選手権2位の樋口新葉(東京・開智日本橋学園高)と一騎打ちの様相を呈するが、「世界選手権へ自信をなくさないようにすることが大事。ノーミスの演技をしたい」と紀平。23日のSPで3回転半に挑むかどうかは「直前の6分間練習で決めることになりそう」と無理はしない考えだ。

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