五輪ピクトグラム、前回版を活用 64年東京大会のレガシー

 2020年東京五輪・パラリンピックで使用される各競技を絵文字で表す「ピクトグラム」が、1964年東京五輪のデザインをモチーフに制作されることが20日、関係者への取材で分かった。

 ピクトグラムは前回の東京五輪で初めて全面的に導入され、世界の誰もが一目で分かる「共通言語」として広く継承されてきた経緯があり、当時のレガシー(遺産)を活用する取り組みとなる。

 主に競技会場の案内板や入場券などに用いられ、各大会を特徴付けるデザインの一つになる。アジア初開催となった64年大会はモノクロでシンプルなデザインだった。

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