宇野昌磨、世界選手権でも「金」だ 報道陣大挙にビックリ!Vの力を実感

 初めて見る景色に、思わず驚きの表情を浮かべた。米・アナハイムで行われたフィギュアスケートの四大陸選手権で、主要国際大会初の金メダルを獲得した平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=が12日、成田空港に帰国。カメラ10台、報道陣70人が集まった状況に「優勝と準優勝では、これだけ違いがあるんだなと実感してます」と、朗らかに笑った。

 これまで主要国際大会で銀メダル6回。“シルバーコレクター”を返上し、タイトルホルダーとして臨む3月の世界選手権には、これまでと違った思いを持って臨む。

 「いつもは自分の演技ができれば満足だったけど、世界選手権は1位を目指して、練習に取り組んでいきたい。支えてくれるまわりの人から『優勝してほしい』という声を聞いた。結果を求めていきたい。今回優勝したうれしさはあるけど、もっと大きなうれしさが待ってる」。五輪王者の羽生結弦(ANA)、世界王者のネーサン・チェン(米国)との決戦。一つ大きな殻を破った21歳は、堂々と頂点を狙いにいく。

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