2020年東京五輪招致疑惑で、フランス司法当局から贈賄容疑で正式捜査を開始された日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は22日、東京都内で行われたJOC理事会で、騒動を謝罪した上で「今後は手続きにのっとって、粛々と疑惑を払拭するために努めていく」との姿勢を示した。
昨年12月にフランス当局から事情聴取を受けた竹田会長は、今月15日の会見で潔白を訴えたが、捜査中を理由に質疑に応じずに批判を受けた。この対応について「関係者のご意見に従った」と説明し、理解を求めた。
また、JOC理事で日本体操協会の塚原光男副会長も昨年のパワハラ騒動について謝罪した。