２０年東京五輪でのメダルラッシュの期待が懸かる空手の日本代表が２０日、２０１９年初戦となるプレミアリーグ・パリ大会に向け、都内で記者会見を行った。

　２年連続でプレミアリーグ年間女王に輝いている植草歩（２６）＝ＪＡＬ＝は「今年の目標は年間チャンピオン。それが五輪出場につながる」と、抱負を語り、「今年度は２０２０年の東京五輪に向けて大切な年になると思う。一つひとつの試合で素晴らしい試合をして勝てるように頑張っていきたい。今年一年、キラキラ輝く最高に強い女子選手として勝っていきたい」と、誓った。

　今大会から新ルールが導入され、女子組手も試合時間が従来の２分から男子と同じ３分に。それでも「３分になることを見越して、バテない体作りをしてきた。海外勢に劣らないパワーと体力がある。自分にとってはいい方向にいくと思う」と自信をみなぎらせた。