日本初参加の五輪観戦記見つかる 金栗四三の様子も、広島・広陵高

 日本がオリンピックに初参加した1912年のストックホルム大会の観戦記が、広島市の広陵高に保管されていたことが19日、分かった。NHK大河ドラマ「いだてん」の主人公でマラソンに出場した金栗四三らの様子が記され、惨敗に終わった日本選手団について科学的トレーニングの導入が急務と指摘している。

 日本では同大会の正式な報告書は作成されておらず、専門家は「国内スポーツ黎明期の事情が分かる貴重な資料」と評価する。

 見つかったのは旧制広陵中の体育教師で、新聞社の特約通信員の肩書で選手団に同行した藤重源が、校内誌に寄稿した「瑞典通信」。競技の様子などを伝えている。

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