伊藤美誠が3冠王手!早田ひなとのダブルスで2連覇を達成

女子ダブルスを制し笑顔でタッチする伊藤美誠(左)早田ひな=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・山口登)
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 「卓球・全日本選手権」(19日、丸善インテックアリーナ大阪)

 女子ダブルス決勝が行われ、早田ひな(日本生命)、伊藤美誠(スターツ)組が、芝田沙季(ミキハウス)、大藤沙月(ミキハウスJSC)組を3-1(11-3、11-9、12-14、11-6)で破り、2連覇を成し遂げた。

 早田と伊藤は息の合ったコンビネーションで、第1ゲームを11-3、第2ゲームは11-9で奪ったが、第3ゲームはマッチポイントを握りながら、12-14で落とした。第4ゲームは11-6で圧倒した。

 伊藤は、森薗政崇(岡山リベッツ)と組み、17日に行われた混合ダブルスを制しており、2冠を達成。女子では史上初となる2年連続3冠を目指し、20日のシングルス準決勝で早田と対戦する。

 試合後、早田は「プレッシャーのなかの試合、うれしいというよりホッとしました。いろんな人に対策をされるなかで2連覇。自信につながるし、また組ませてもらえたら世界一を目指したい」と笑顔。伊藤は「3ゲーム目を取られたけど、切り替えて自分たちの試合ができた。簡単な試合はないので、挽回されることがあっても自分たちを信じて試合をした。去年に引き続き、しっかり優勝でき、いい流れができている。すごく良い調子。あしたが楽しみです」とうなずいた。

 ただ、20日の対戦の話題になると、笑顔で視線を合わせた。早田は「一気にパートナーから対戦相手。お互いが100%を出して頑張りたい」と表情を引き締めれば、伊藤は「(早田は)ダブルスの初戦からいい調子で、シングルスも私のなかでびっくりする、それくらい強い。私は向かって行くだけ。100%の力を出し切れたら」と意気込んだ。

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