阿武咲が反則で無傷4連勝 碧山の指がまげにかかる
「大相撲初場所・4日目」(16日、両国国技館)
前頭六枚目の阿武咲(阿武松)が、ラッキーな形で“全勝対決”を制して4連勝を飾った。前頭五枚目碧山(春日野)のはたきに屈して、土俵に手をついたが、まげに碧山の手がかかっているとして物言いがつき、反則で白星をつかんだ。
阿武咲は過去2勝2敗と五分の相手に対して、立ち合いで低く頭から当たったが、碧山の突き押しからのはたきでばたり。軍配も碧山に上がったが、すぐに物言いがつき、協議が始まった。
結果は碧山の左手の指が阿武咲の左耳上あたりのまげの中に入っていたとして、反則で阿武咲の勝ちとなった。
阿武咲は4日目、嘉風(尾車)と、3勝1敗となった碧山は竜電(高田川)と対戦する。