青学大・原監督 日清食品Gの駅伝撤退で「追随するチームが出ない事を願う」

 青学大陸上部(長距離ブロック)の原晋監督が11日、自身のツイッターで、日清食品グループ陸上競技部が駅伝からの撤退を決めたことについて、懸念をつぶやいた。

 この日の午後0時45分ごろ、「名門日清食品陸上部活動自粛と言う残念な情報が入った。ただ実業団チームはプロである。ボランティア団体ではない。各チームがチームの商品価値を上げる為社内や世にどれだけ理解を得られる活動をしているか早急に考えないと活動を縮小する流れは止められないだろう。追随するチームが出ない事を願う」と、考えを公表した。

 日清食品グループ陸上部競技部は、11日に公式サイトで、「日清食品グループ陸上競技部の今後の活動について」とのタイトルで、「2019年1月以降、チームとして、駅伝競走大会への出場をしないことを決定いたしました」と発表した。「(1995年2月の)発足当時とはさまざまな環境が変化してきたことから、今後は、世界を目指す選手の競技活動をサポートする体制に切り替えることとしました」と活動形態の変更理由を説明。所属する12人の選手については退部を勧告し、現役を続ける場合は他チームへの移籍を支援する。また、4月に入社予定だった大学生2人についても内定を取り消し、他企業への就職をサポートするという。

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