メドベージェワ まさかの14位に露メディアも辛口評価「スーパースターの大惨事」

 「フィギュアスケート・ロシア選手権」(20日、サランスク)

 女子ショートプログラムが行われ、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(16)が80・62点で首位発進を決めた。世界ジュニア女王のアレクサンドラ・トルソワ(14)が74・96点で2位、ジュニアGPファイナル優勝のアリーナ・コストルナヤ(15)が74・40点の3位で続き、平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ(19)は62・24点で14位と大きく出遅れた。

 ジュニア選手を含めて、70点超えが9人という空前のハイレベル決戦の中、かつての世界女王が崖っぷちに立たされた。メドベージェワは冒頭の連続3回転ジャンプを失敗すると、続くダブルアクセルで転倒。最後のジャンプは決めたが、キスアンドクライでは寂しそうに笑い、得点を見ると少しおどけながら「あ~」と頭を抱えた。

 ロシアメディアにも衝撃と厳しい評価が並んだ。「スポルト・エクスプレス」は「2度世界女王に輝いたメドベージェワは今、キャリアで最も悲劇的な経験をしている。我々はスーパースターの大惨事を目撃した」と、表現。「14位は彼女の評判と、彼女の新コーチ、ブライアン・オーサーの権威を傷つける。欧州選手権の代表に入るチャンスはもうない」と記した。

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