甲子園ボウル、関学大が2年ぶり29度目頂点 QB奥野が年間最優秀選手に

チームメイトと喜ぶ関学QB奥野耕世(前列)=甲子園(撮影・山口登)
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 「アメフット・甲子園ボウル、関学大37-20早大」(16日、甲子園球場)

 第73回甲子園ボウルは、西日本代表の関学大(関西)が、初優勝を目指した東日本代表の早大(関東)を下して、2年ぶり29度目の優勝を決めた。関学大は昨年の同大会で17-23で日大に敗れていた。両校は2年前の甲子園で対戦し、関学大が勝利している。

 年間最優秀選手(ミルズ杯)は、日大からのタックルを受けたことで注目された関学大のQB奥野耕世(2年)が受賞した。奥野は甲子園ボウル最優秀選手も受賞し、2冠は史上11人目となった。

 第1Qに関学大はRB中村行佑(4年)のゴール中央へのTDとTFPで7-0と先制。早大もRB元山伊織(4年)のTDなど同点に追いついた。関学大は残り1分半でK安藤亘祐(3年)がFGを決め10-7とした。

 第2Qに関学大はさらにリードを広げた。FGに加え、主将のQB光藤航哉(4年)がキープからエンドゾーンへ斬り込んだ。残り2分半でRB三宅昂輝(2年)が47ヤードを独走してTDを決め、前半は27-7の関学大リードで折り返した。

 第3Qも関学大が優勢に試合を進め、TE對島隆太(4年)へのQB光藤のTDパスが決まりリードを広げた。直後には、早大もQB柴崎哲平(3年)のパスを受けたWR遠藤健史(4年)が66ヤードを走りきりTDを決めた。

 第4Qも関学はFGでリードを広げたが、早大もQB柴崎哲平(3年)のTDパスがWR遠藤健史(4年)に通り、点差を縮めた。

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