順大エース塩尻和也、箱根4年連続2区へ覚悟「今さら違う区間言われても困る」

最後の箱根駅伝に向けた意気込みを語る順大・塩尻和也
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 来年1月2、3日に行われる第95回東京箱根間往復大学駅伝に出場する順大は12日、千葉・さくらキャンパスで会見を行った。リオデジャネイロ五輪3000メートル障害代表の塩尻和也(4年)は、エース区間の2区での起用が濃厚で「個人的には区間賞を獲って、チームを勢いづかせる走りをしたい」と有終の美を誓った。

 1年時から2区に起用されている世代最強のスーパーエースは、4年連続での“定位置”が確実。長門監督から直接言い渡されたわけではないが、「今さら違う区間を言われても困ると思う(笑)」と既に覚悟を決めており、前回は後半失速して過去最低の区間10位に終わっただけに「そういうことがないようにしたい。今年は距離への不安はなくなった」と課題克服への自信をのぞかせた。

 チームは前回、10位の中央学院大と14秒差の11位に終わった。3年ぶりにシード権(10位以内)を逃し、今年は予選会からの再出発を強いられただけに「自分がしっかりと走った結果、チームに勢いをつけられれば。来年は自分が(卒業して)抜けるので、シード権を獲得して後輩たちに残したい」と責任感を口にした。

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