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貴景勝、大関?「まだ顔じゃない」来場所11勝なら昇進目安クリア

 優勝からの一夜明け会見で笑顔を見せる貴景勝
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 大相撲九州場所で13勝を挙げ、初優勝した小結貴景勝(22)=千賀ノ浦=が26日、福岡県篠栗町の部屋宿舎で優勝一夜明け会見を行った。師匠だった元貴乃花親方から魂を継承する22歳は、大関昇進の可能性がある初場所(来年1月13日初日、両国国技館)も真っすぐに相撲道を歩む覚悟を示した。

 貴景勝は小結2場所で計22勝。来場所は自己最高位の関脇昇進が確実だ。11勝を挙げれば、大関昇進の目安となる直前3場所で計33勝に達する。

 しかし、「(大関は)まだ顔じゃない。来場所、白星、黒星じゃなく質を高める。全力を出し切って負けたら実力がないだけ。後悔する相撲をしたくない」と話す。それ以上に突き押しを究極に仕上げることが若きスターの信念。「突き押し、当たりを磨く。長所を伸ばす」と力を込めた。

 8日目以降、単独トップを走り、14日目に大関高安に敗れて並ばれ、千秋楽に優勝を決めた。長い緊張から解放され「(前夜は)あまり考えず眠れた。考えすぎないようにしていたけど、毎日どこかで考えていた」と、久々に熟睡。「寝られたのがうれしいって、つまらん人間やな」と、われに返り自身に突っ込んだ。

 自身でも信じられないほど、勢いに乗った。「何が(優勝できた)理由か分かっていない。そこが課題。分かった時に上の段階に行ける。なぜ優勝できる成績を残せたのか。またやっていかないと」。

 兵庫県芦屋市の実家から両親が駆け付け、最高の晴れ姿を見せた。スパルタ教育を受けた父・佐藤一哉さんから「良かったな」と祝福された。「うれしかった。あんまり言われたことがない。怖かったから」。父子で歩んだ厳しい幼少期の日々が報われたことをかみしめた。

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