リーチ主将「勝ちにいく」17日イングランド代表戦

 ラグビー世界ランキング11位の日本代表は16日、同4位イングランド代表戦を控えて、英ロンドン郊外のトゥイッケナムスタジアムなどで前日調整を行った。練習後にフランカーのリーチ・マイケル主将(30)=東芝=が会見した。

 「イングランド相手には自分たちが有利。すごいやりやすい相手だと思う」。勝機あり-。フィジカル自慢の相手だが、「ニュージーランドに比べたら切り返したときのアタックはそこまで怖くはないですし。ハンドリングスキルもそこまで高くない。自分たちのディフェンスに、はまると思います」と自信を口にした。

 この日は宿舎のあるロンドン郊外のテディントンで練習。その後8万2000人収容のトゥイッケナムスタジアムに移動し、全員でラグビーの聖地の雰囲気を確認した。リーチ主将はひとり、グラウンドの隅に座り込んだ。

 「いろんなことを考えていました。あしたの試合の想像を。8万人の中で、できるだけ冷静にいるように心がけていました」。イメージトレーニングは完了。聖地で躍動する心の準備を整えた。「アイルランド、オーストラリア、オールブラックス、イタリアとやってきて、しっかりここで今までやってきたことを出さないといけない試合かなと思います。ここで全力を出してどれくらい成長したか。あしたしっかりプレッシャーをかけて勝ちにいきたい」。

 W杯開幕1年を切って、1つの節目と位置づけた一戦。過去8戦全敗の強豪に勝ちにいく戦いぶりが、来年への1つの試金石となる。

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