全勝は貴景勝ただひとり 1敗は高安、栃煌山、千代大龍ら6人【6日目の結果】

 「大相撲九州場所・6日目」(16日、福岡国際センター)

 小結貴景勝(千賀ノ浦)が、小結魁聖(友綱)を突き落として、全勝を守った。同じく無敗だった栃煌山(春日野)は錦木(伊勢ノ海)にきめ出しで敗れ、初日からの6連勝はただひとりとなった。

 1敗は大関高安(田子ノ浦)、栃煌山(春日野)、千代大龍(九重)、阿炎(錣山)、大栄翔(追手風)、阿武咲(阿武松)の6人となった。

 上位陣では、3勝2敗の大関栃ノ心(春日野)は結びの一番で、3勝2敗の前頭四枚目正代(時津風)と対戦。栃ノ心はまわしを取ることができず、まわり込んだ正代の動きに対応できず、押し出されて3敗目を喫した。

 大関豪栄道(境川)は、初顔合わせとなった前頭三枚目竜電(高田川)を寄り倒して3勝目。鋭い踏み込みから頭を相手の胸につけて押し込み、土俵際で粘る竜電を寄り倒した。

 高安は、過去10勝10敗の五分の前頭二枚目玉鷲(片男波)を寄り切って、5勝目を挙げ、1敗を守った。

 関脇御嶽海(出羽海)は、前頭筆頭北勝富士(八角)を押し出して星を3勝3敗の五分に戻した。もうひとりの関脇逸ノ城(湊)は、前頭筆頭妙義龍(境川)の攻めに上体を起こされ、いいところなく寄り切られ、5敗目を喫した。

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