「男の色気」も研究?大学院生スケーター佐藤洸彬が「全日本ではムンムンに」

 フィギュアスケートのGPシリーズ第4戦NHK杯の一夜明け会見が11日、広島県立総合体育館で行われた。2年連続の出場で総合10位に終わった男子の佐藤洸彬(22)=南部美人=は、「もっと練習してもっといいものにできたんじゃないか」とジャンプの失敗などがあった演技を振り返った。

 今季テーマにしてきたのは“男の色気”。特にショートプログラム(SP)の「Too Close」は「別れ話を切り出す男の話。モテる男じゃないとダメ」と、俳優の舘ひろしをお手本にダンサブルな曲で舞った。「違った僕は見せられたかな」としながらも「色気が全然足りない」と反省。「(12月の)全日本(選手権・大阪)ではムンムンにしていく」と言う。「失敗してしまうと色気が薄まってしまう。動揺して演技に出てしまうから、失敗して男らしく演技を続けたい」と、まずは演技の精度を上げていく。

 ジュニア時代から、今大会を制した宇野昌磨らとともに注目される一方、国立大の岩手大から今年は同大大学院に進学した。研究とスケートのストイックな毎日に、色気を磨く時間はなかなかない。「目指す色気の30%」と自己分析した佐藤は、「まだ若輩者だけど、目線一つでキャーキャー言わせたい」と笑いを交えて話していた。

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