大坂なおみWTAファイナル黒星スタート 6位スティーブンスに競り負ける
「女子テニス・WTAファイナル」(22日、シンガポール)
女子テニスの年間上位成績8人で争うツアー最終戦・WTAファイナルに初出場したランキング4位の大坂なおみ(21)=日清食品=は1次リーグA組初戦で、1-2(5-7、6-4、1-6)で、同6位のスローン・スティーブンス(25)=米国=に敗れた。
両者は過去1度対戦があり、大坂が敗れている。大坂のサービスで始まった試合では、ファーストサーブが決まらず第1ゲームをいきなりブレークされる。直後の第2ゲームをブレークバックするが、このセット、合わせて3ゲームをブレークされた大坂は5-7で落とした。
第2セットはお互いキープが続いたが、第6ゲームで大坂がブレーク。しかし第9ゲームでブレークを許し、並ばれる。それでも大坂は気落ちせず、第10ゲームをブレークバックして第2セットを奪った。
そのままの勢いで突入したかった最終セット。しかし第1ゲームをブレークされると、第5ゲームも再びブレークを許す。これで集中が切れたのか第7ゲーム最後はダブルフォールトで2時間24分の試合は終わった。
1次リーグは4人ずつ2組に分かれて総当たり戦を実施。A組には他に世界2位のアンゲリク・ケルバー(ドイツ)は同9位のキキ・ベルテンス(オランダ)が入った。各組上位2人が準決勝に進出する。