日本完敗…崖っぷち 15日イタリア戦は勝利必須の戦いに

 「バレーボール女子・世界選手権・3次リーグ、日本0-3セルビア」(14日、日本ガイシホール)

 6強による3次リーグが始まり、G組で世界ランキング6位の日本は0-3で同3位のセルビアに完敗した。日本は15日のイタリア戦で敗れれば、4強入りの可能性が消える。H組はリオ五輪金メダルの中国が3-2で大会2連覇を狙う米国に競り勝った。

 メダルへの道のりはやはり険しい。日本はリオ五輪銀メダルのセルビアを相手に無念のストレート負け。第3セットこそ粘りを見せたが、1、2セット目は序盤の連続失点が尾を引き、終始相手にペースを握られた。「何度か流れが来た場面はあったが、点数につなげられなかった」と中田監督。平均身長で日本を約10センチ上回るセルビアは、それ以上に力の差を感じさせるほど強烈だった。

 「思った以上」(荒木)の相手守備の粘りにも苦しんだ。長いラリーへ持ち込んでも、何度もスパイクを拾われ、最後は前戦出場しなかった193センチのエース、ボシュコビッチがズドン。上からたたきつけられた。

 今後へ望みをつなぐためには、15日のイタリア戦での勝利が必須。世界ランクは日本が上だが、リオ五輪王者の中国や銅メダルの米国を相手にここまで無敗の強豪だ。この日10得点の長岡は「拾って、つないで、取り切る。日本らしい戦いをしたい」。崖っぷちだが、前を向いて戦うしかない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス