武蔵川元理事長・石山氏、輪島さん追悼「型破り、うらやましくも」

 第54代横綱輪島、元花籠親方の輪島大士さんが9日に亡くなっていたことが明らかになり、相撲協会の武蔵川元理事長(元横綱三重ノ海)で、現在は相撲博物館長を務める石山五郎氏(70)が輪島さんの死を悼んだ。79年名古屋場所後に横綱に昇進。輪島さんらと4横綱時代を形成した。輪島さんとの対戦成績は16勝27敗と負け越し。強さについて「やっぱり腕力。左を差した時の下手投げ、すくい投げは強烈だった」と述懐した。

 輪島さんとは同い年だった。「負けられない気持ちがあった」と闘志を燃やした一方、土俵を離れると食事をともにするなど仲は良かった。「相撲界の中では考え方などが型破りだった。うらやましくもあった」と人柄をしのんだ。

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