稀勢の里、白鵬との初の横綱対決で敗れる 白鵬は13連勝

白鵬(右)に敗れ、肩を落とす稀勢の里(撮影・西岡正)
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 「大相撲秋場所・13日目」(21日、両国国技館)

 全勝の横綱・白鵬(宮城野)が横綱・稀勢の里(田子ノ浦)と対戦。白鵬が厳しく攻めて寄り切って、13連勝とした。稀勢の里は4敗目を喫した。

 両者の対戦は稀勢の里が大関時代にすくい投げで勝った昨年の初場所以来。過去、この対戦前の時点で白鵬の43勝16敗だった。

 14日目、白鵬は大関豪栄道(境川)、稀勢の里は横綱鶴竜(井筒)と対戦する。白鵬は豪栄道に勝てば昨年の九州場所以来、5場所ぶり41度目の優勝が決まる。

 その他の取組では結びで大関豪栄道(境川)が鶴竜(井筒)を押し出して2敗を守った。優勝争いに阿炎(錣山)を退けた高安(田子ノ浦)とともに踏みとどまった。

 かど番の大関栃ノ心(春日野)は正代(時津風)にすくい投げで苦杯をなめ、勝ち越しは14日目以降にお預けとなった。

 【優勝争い】無敗 白鵬、▽2敗 豪栄道、高安

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