池江璃花子、“なおみパワー”で大会新 全米OP制覇に涙「次は自分が」

 少年女子A100メートル自由形決勝で優勝し、笑顔を見せる池江璃花子
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 「福井国体・競泳」(16日、敦賀市総合運動公園プール)

 福井国体の競泳が16日、敦賀市総合運動公園プールで行われ、少年女子A100メートル自由形決勝は、アジア大会6冠の池江璃花子(18)=東京・淑徳巣鴨高=が自身が持つ大会記録を0秒64更新する53秒46で優勝。女子テニスの大坂なおみの全米オープン優勝が刺激となったことを明かした。

 大差の勝利で大会記録を更新した。スタート直後からトップに立った池江は、体一つ分ほどの差をつけてゴール。「去年より成長した自分を出せた。レベルアップした自分が、徐々にできてきている」と胸を張った。

 世界トップを目指す者として、大坂の全米オープン制覇は心に響いた。「私、結構涙もろいんですけど、ニュースを見てひとりで泣いてました。感動しました」。セリーナファンでスタンドが埋まる中「プレッシャーに押しつぶされなかったところや、最後まで諦めずに戦い抜いた姿がすごい格好いい」と感極まった。そして「次は自分がやってやるぞって気持ちになった」。刺激になった。

 東京五輪では、日本代表として大坂と“共闘”する可能性もある。そのときまで、成長は止めない。

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