野口啓代 納得のボルダリング銀メダル「自信になる」

 「スポーツクライミング・世界選手権」(14日、インスブルック)

 スポーツクライミングの世界選手権第8日は14日、インスブルックで女子ボルダリングの決勝が行われ、野口啓代(TEAM au)は4課題のうち2完登を記録して銀メダルに輝いた。今季のW杯ボルダリング総合優勝の野中生萌(同)は完登なしの5位に終わった。ヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が優勝した。スピード、ボルダリング、リードの3種目で争う複合の決勝(16日)に日本勢は野口と野中が出場する。

 得意種目で2位となった野口は、複合の決勝に進む6人に順当に名を連ね「リードもスピードも練習不足の中で残れた。自信になる」と声を弾ませた。個人トレーナーの下で瞬発力、パワー、持久力とバランスよく強化して3種目に対応できる体づくりを進める。「今季これだけタフな戦いの中で一つもけがをしなくて、常にいい状態で大会に臨めている」と日本女子の第一人者は成果を口にした。

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