錦織、因縁チリッチに雪辱 4時間8分フルセッ倒 尻上がりリターンエース

 「テニス・全米オープン・準々決勝」(5日、ニューヨーク)

 日本が誇る男女エースが偉業を成し遂げた。女子の大坂なおみ(20)と男子の錦織圭(28)=以上日清食品=がシングルス準々決勝を勝ち、四大大会で日本勢初のアベック4強を決めた。第21シードの錦織は14年大会決勝で敗れた第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を破り、2年ぶり3度目の4強入りを果たした。

 リターンでの鋭い読み、フルセットでの強さ。勝負師の錦織が真骨頂を発揮し、4年前の決勝で苦杯をなめたチリッチに、同じセンターコートで雪辱した。得意の全米で2年ぶりに4強の座をもぎ取り「再び準決勝を戦うことができてうれしい」と喜びを口にした。

 第1サーブを攻略したポイントは第1セットではゼロだったが、最終セットでは22本のうち12を数えた。第2セットからリターンの切れが増し、重圧をかけてミスを誘った。第3セットのタイブレークでチリッチが2連続のダブルフォールトで崩れ、最後は錦織がリターンエース。最終セットもリターンから主導権を奪うと、第10ゲームでブレークに成功し、4時間8分の大接戦に終止符を打った。

 先に4強入りを決めていた大坂に「素晴らしいし、四大大会でも勝つことができる」とエール。大坂が「ケイは大きな子どもみたい」と言っていたことを聞かされ、「彼女は大人っぽく見えるけど、話すと子どもっぽい。一緒に食事に行ったりして、近づこうと頑張っている」と笑った。

 7日(日本時間8日)の次戦はウィンブルドン選手権の準々決勝でも敗れ、13連敗中の天敵ジョコビッチが相手。「これがベストではない。エラーが多かったし、レベルを上げないと」。心技体を極限に高めて挑む。

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