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体操協会・具志堅副会長、塚原氏のウソ発言「残念」 パワハラ疑惑で第三者委員会設置

 リオデジャネイロ五輪体操女子日本代表の宮川紗江(18)が日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)と夫の塚原光男副会長(70)によるパワハラを告発したことについて、同協会は30日、都内で「宮川選手提起によるパワハラ問題対策会議」を開き、第三者委員会を立ち上げ、調査結果を基に対応することを決めたと発表した。

 6人よる会議は約2時間半にわたって行われ、終了後の会見には二木英徳会長、具志堅幸司副会長、山本宜史専務理事が出席。具志堅副会長は第三者委員会について、「塚原副会長、並びに塚原本部長の宮川紗江選手に対するパワハラのこと。協会とは関係のない人たちに集まっていただいて調査していただく。協会サイドが協会の人間にヒアリングをするとかたよった調査になる。第三者委員会にゆだねて、結論を待った方が公正な判断ができるのではないかという判断」と説明。カタール・ドーハでの世界選手権が開幕する10月25日までに、メンバーが決まってから2週間以内に調査結果を出すことを求める方針で、処分の可能性について「調査の結果次第」と強調した。

 パワハラの疑惑については「昨日のニュースで知った。寝耳に水。事実なら大変な問題。協会としては早急に解決しないといけない」との認識を示し、塚原強化本部長の影響力については「決定権がありますから、そう受け止められるかもしれないけど、影響力は持たないと統治はできないので、あります」と否定しなかった。

 塚原副会長が宮川選手の訴えに対し「ウソが多い」などと発言したという報道があることには、「第三者委員会の結論が出ていないのにもかかわらず、『ウソだ』というのは体操関係者として残念」と話した。

 また、宮川に暴力を振るったとされる速見佑斗コーチの無期限登録抹消処分については「今までの暴力、体罰を行使しない形で指導していくと反省していけば、早い期間で登録できる仕組みを残しておくという確認の上、処分をした」と説明。東京五輪参加の可能性を「ゼロではない」と話し、「むしろ、そこへ向けて、彼に暴力を行使しないでコーチできることを早く学んでもらいたい。我々も、できるだけ早く通常の手続きで登録してもらいたいとの思いでいっぱい」と復帰を望む考えを示した。

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