御嶽海“オレ流”で大関とりだ ノルマ11勝へ「自分の相撲を」 秋場所番付発表 

番付発表会見した御嶽海
2枚

 日本相撲協会は27日、大相撲秋場所(9月9日初日、両国国技館)の新番付を発表し、先場所初優勝を果たし、初めて大関とりに挑む東関脇御嶽海(25)=出羽海=が都内の部屋で会見した。長野県出身では伝説の最強力士、江戸時代の1795年(寛政7年)の雷電以来、223年ぶり大関誕生へ自信を漂わせた。

 御嶽海が“オレ流”を貫き大関を決める。秋場所の目標に「勝ち越しでいい。大関とりがあるけど自分の性格はそうじゃない。勝ち越しの後に2桁(勝利)」と力を込めた。

 夏場所で9勝、先場所は13勝で初優勝。3場所計33勝の昇進目安のクリアにノルマは11勝だ。「しっかり自分の相撲を取れば自然といく」と堂々。学生時代は一発勝負のトーナメントで何度も頂点をきわめており「ワンチャンスは一番得意」と胸を張った。

 昇進のカギは大関、横綱戦の組まれる終盤戦。夏巡業では横綱稀勢の里らと稽古を重ねた。「スタミナ強化になった」と自信は十分だ。

 時に稽古不足を指摘されるが気にしない。「(周囲の見方を)覆したい。ここまで(自己流で)きたし、いけるところまでいく」と、新時代の旗手の考えにぶれはない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス