アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟の都道府県連盟の有志らによる「日本ボクシングを再興する会」(鶴木良夫会長)が8日、都内で会見を開き、日本連盟による審判不正について新たな証拠を提示した。
日本連盟の山根明会長や理事らのものと見られる音声データを公開。「近大が間違って勝ったりしたら、もうえらいことになるわ」(16年4月30日)と近大に不利となる判定があったことや、「接戦した場合はやっぱり奈良やな。それを反対に付けた場合、おまえなめとんのかとなってくるわけ」(16年2月5日)といわゆる“奈良判定”を指示している証拠とした。