阿部一二三、同姓“阿部君”らサイン攻めでエースの自覚「期待に応えたい」

 柔道男子66キロ級世界王者の阿部一二三(20)=日体大=が3日、宮崎県延岡市で行われた代表合宿に参加した。7月のグランプリ・ザグレブ大会で自身3年ぶりの負けを喫したが、妹で女子52キロ級代表の詩(兵庫・夙川学院高)もショックを受けていたという。「笑われるかと思ったけど、僕以上に悔しかったらしい」。世界選手権(9月、バクー)に向けて「やっぱり一緒に優勝したい気持ちが強い」と、久々の負けできょうだいの結束はさらに強まった。

 合宿を見学に来た子供たちからはサイン攻めにあった。特に小学生の「阿部君」は同姓という縁もあって阿部の大ファンで、大分から約4時間かけて足を運んだという。「これだけ応援されているとわかってうれしい。期待に応えたい」と日本柔道界の顔として責任感を口にした。

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