延岡学園が高校総体辞退し監督解任、コンゴ留学生は帰国へ

 バスケットボールの全九州高校大会で留学生の男子選手が審判員を殴打した問題で、宮崎県の延岡学園高は23日、8月に愛知県で開かれる全国高校総合体育大会(インターハイ)への出場を辞退すると発表した。指導責任があるとしてバスケ部の川添裕司監督を解任し、職員としても停職処分とした。

 学校によると、殴打したコンゴ(旧ザイール)からの留学生は21日、同校関係者と共に審判員に謝罪。審判員は「(選手への)処罰感情はない」と話したという。警察の事情聴取も終わり、早期に帰国させる方針だ。

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