世古和が女子100mで初優勝「夢のような感じ」 福島千里は2位

 女子100メートル決勝 11秒64で初優勝した世古和(左)。奥は2位の福島千里、手前は3位の市川華菜=維新みらいふスタジアム
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 「陸上・日本選手権」(23日、維新みらいふスタジアム)

 ジャカルタ・アジア大会代表選考会を兼ね、女子100メートル決勝が行われ世古和(せこ・のどか=CRANE)が11秒64で優勝した。日本記録(11秒21)保持者の福島千里(セイコー)は11秒66で2位。昨年優勝した市川華菜(ミズノ)は11秒67で3位だった。

 世古は「なんかまだ夢のような感じなんですけど、現実のものにしていくために今後頑張っていきたいと思います。冷静ではないです」と笑顔を見せた。前半でつけたリードを後半も守り切るという逃げ切りで栄冠を手にした。「予想していたレース展開とほぼ同じだったんですけど、後半が課題だったので、そこをしっかり走るように心掛けました。自分との戦いっていうのが課題だったので」と納得の表情だった。

 今後へ「記録的にもまだまだですので、踏み台にしてステップアップしていきたいと思います」と飛躍を誓った。

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